宿泊先は私の知り合いのベトナム人兄貴が持っている別荘であった。
その兄貴にはあんまりよろしくないベトナム語をいろいろ教わったわけだが、その兄貴にダラット滞在中にビールに誘われた。
その日は鹿とかウサギとか珍しい肉をいろいろ食べ、「おいしかったねー」で終わりかと思いきや、その兄貴から宴会部長が飛び上がって喜ぶような半端ではないネタを見せてもらうこととなった。
まさに日本を震撼させる驚愕の技だ。
まず下のビールの飲み口を見ていただきたい。
目の良い方は分かると思うが開き方が通常とは違う。
さらに下の通常の空け方のビールと比べてみると明らかにおかしい。
日本人にはまず理解されないこの開き方!
まさかベトナム人は爪で上に開けるのか?
上から見てみると、なんか飲み口の下が凹んでる?
そう、兄貴は飲み口の下のところをお箸でぐりぐり押し潰していたのだ。
ちょっとでも飲み口が内側に入れば中の炭酸ガスのパワーでぼかん!
これがまたいい音が鳴るのだ。
私やI氏もやってみた。しかし、うまくいかない。コツがあるようだ。
ビールの缶をもう少し良く見てみると缶自体もなんか凹んでいる。
どうも缶自体を若干握り潰しながらお箸でぐりぐりするようだ。
ぐりぐりもゆっくりしたほうがいいらしい。
ちなみに……、
コカコーラでも出来る。
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