屈強のバックパッカー集うベトナム・カンボジア・タイ周遊バス旅 #4 (2014)

屈強のバックパッカー集うベトナム・カンボジア・タイ周遊バス旅 (2014)ベトナム

この周遊旅、何かと課題の残る良い旅となった。

この旅の記事の一覧はこちら。

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ホーチミンからプノンペンに向けて出発

4月30日朝8時20分頃にホーチミンからプノンペンに向けて出発した。

一回1区に集合してから5区に移動してからの出発であった。
当時の私にとってこれは初めてのケースである。
通常、1区のデタム辺りからそのまま出発するのだが……。

まあ正直言えば、準備不足で1区出発のバスチケットが無かったのだ。

5区。
プノンペン行きのバスに乗り込み、まず焦ったことが一つ。

トイレがない。

頻尿気味だから心配である。4時間耐えられるだろうか……。
出発直前に一旦降りて、できるだけ出しておくしかない。

この点、ビンズンの工業団地まで毎日片道1時間かけて通勤している私は抜かりない。
雑巾を絞るように出し切って再度乗り込んだ。

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走ること約4時間、モクバイ国境に到着

連休中の人のごった返し方はまともではない。
まあわかるよ。俺にはわかる。
日本にいる日本人には分かるまい、ベトナムにおける5連休がいかに貴重か!

ただ、国境越えでカンボジアにこんな連休に行くもんじゃないなと思った。

次は平日に無理やり行こうか考える所である。

あまりに人が多いので出国手続きの待ちに1時間程度かかった。

バスの添乗員が全員分のパスポートを預かり、出国手続きの手配を代行してくれる。
だから、我々は行列に並ぶ必要はない。 

その間、トイレに行ったり、カンボジアのSIMカードを購入したり何かと時間を潰した。

添乗員からパスポートが戻ってきたのでその足で出国した。

手続きの係りの人が日本のパスポートというだけで何もチェックしなかった。
さすが日本国のパスポート、ある程度の信用があるのだろうか?

再びパスポートを添乗員に預け、カンボジアに入国せずに一旦近くの保安エリア内にあるレストランへ移動した。

食事をして待ってろということだろう。

素早く食事をしたのは良いが、待てど暮らせどカンボジアビザはやってこない。
まさか取りにこいとでもいうのか?

バスは近くに止まっていたので中で眠って待っていることにした。

カンボジアのビザ取得に1時間くらいかかっただろうか?
結局出国待ちとビザ取得に少なくとも2時間はかかっただろう。

下の写真はカンボジアの観光ビザである。
なお、個人名、パスポート番号は秘密事項なので可愛いハリネズミの顔で隠しておいた。

カンボジアの観光ビザについて
国境で観光ビザを取得される方は、是非マルチ1年ビザの取得にチャレンジして頂きたい。1、3か月ビザとたいして料金は変わらず1年間カンボジアに行き放題になる。
貴方の交渉力次第だが恐らく50USDくらいあれば取得できるだろう。
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カンボジアに入国した所でまた出発

結局プノンペンに着いたのは16時30分頃。
「12時30分頃にプノンペンにつく」とか言ってた頃が懐かしい。
休憩時間、出国手続き、ビザ取得に見積もっていた時間が甘すぎた。

プノンペンに着いてからは、国境で購入したSIMカードをiPhone 3GSに挿入して、カンボジア用携帯に変身させた。
これは現在地を確認したり、ちょっとした調べものをしたりする時に役立つ。

また、ちょっとした旅のヒントだが、3Gを使うのを敢えてやめて2Gを使ってみるのも手です。
確かに回線は遅くなるが、2Gを使えばパケットの消耗を抑えられる。
2GでもGoogle MapやLine(チャットのみ)など時間がかかってもいいようなアプリであれば十分使える。

ベトナム旅行のヒント
ベトナムの場合、実は3G使い放題のサービスがどの通信会社にもある。
その金額はなんと月々7万ドン(350円)程度である。ネットが使い放題というだけで旅の難易度はぐっと落ちこむはずだ。Lineとか入れておけば、寂しいときに電話をかけ放題なので相当便利。

さてSIMカードをぶちこんだ所で、バス会社を探そうか……

プノンペンに到着した後はすぐにやらなければならないミッションがある。

シェムリアップまでタクシー(200USD掛けて)かバイクタクシーで行く事になるのか、無事バスで行けるのか……。
そう、この日は瀬戸際。

しかもプノンペンに到着したのが16時30分とかなり怪しい雰囲気。
プノンペンまで来たときに使ったバス会社に確認をした。

「もうないぞ、明日の朝もう一度来い」。

あっさり言われてしまった。

やばい!これはやばい!
5月の3日にはタイのバンコクにいなければらない。
今日は30日……

この日は計画通りに旅が進むかのマジで瀬戸際であった。

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