私はマレーシアには2年間以上住んでいました。
いろいろ思うことはありますが一旦日本へ帰りコロナが落ち着くのを待とうと思います。
今回の記事では帰国前日である6月25日と帰国当日である6月26日のことを記事にしました。
帰国に関する記事の一覧はこちら。
帰国前日(6月25日)
ついにこの日が来てしまいました。
今思い起こすこと2019年4月、約10年過ごし続けたベトナムを離れ、そこから2021年6月末まで丸2年と2か月間マレーシアにいたことになります。
18時 自宅を出発してホテルへ
家の掃除、梱包を終えて荷物を外に出していきます。
さよならの時間は…
— tsuyunaruhito (@tsuyunaruhito) June 25, 2021
近い pic.twitter.com/qsFIr5QKfj
今回の飛行機はANA NH816、朝7時10分の便でした。
朝早くからの出発なので、今回は空港に隣接するSama-sama Hotelに泊まります。
ご予約は下記のサイトがオススメ。
ホテルまではGrabを使用して向かいました。
10キロ以上の道程となる為、警察に移動許可書を発行してもらいました。
予想通り警察には一度止められましたが、許可書を見せることですんなり通ることができました。
ちなみに移動許可書にきちんと記載すれば一台のタクシーに2人乗れましたが、どっちにしろ荷物が多かったので2人で二台で向かいました。
移動許可書については下記の記事を参考にしてください。
19時 『Sama-sama Hotel』到着
Sama-sama Hotelには19時頃に到着しました。
実はこの日、最後のお別れということで元同僚とはお土産の交換をGrabExpressを通じて行いました。
私は万年筆、元同僚はケーキをくれました。
GrabExpressの配達員にはケーキをロビーに預けるようにお願いしていたのですが、どうもコロナの関係でホテルは拒否。
配達員の方にはチップを多めに渡すから待ってくれとお願いすることとなりました。
J-Kissa(@JKissa1)さんのタコライスと同居人の友人が届けてくれたポテトかと思ってたらケーキだったやつ😊 pic.twitter.com/cQuG2Z2P6S
— ヨ (@Yomenaiko) June 25, 2021
帰国当日(6月25日)
5時 チェックイン
7時10分発の便なので、出発2時間前にチェックインをしようと4時には起きました。
Sama-sama Hotelは空港直結で、部屋からホテルロビーへはポーターさんが運んでくれ、ホテルロビーからは空港のカートが使えるので荷物を持つ必要は全くありませんでした。
空港入口でPCR検査の結果を見せるよう言われました。
空港内はガラガラ、とても国際空港とは思えません。
ちなみに2021年6月26日の段階では、荷物のラッピングサービスはありませんでした。
免税店もお土産屋さんも開いていません。
空港でお土産を買えるとは思わないほうがいいです。
Starbucksは開いていたらしいですが早朝だったので気づけませんでした。
7時 搭乗・離陸
いよいよ飛行機へ搭乗することになります。
ふと思ったことが「このコロナ渦でも機内食が出るのか」でした。
飯も食べずにひたすら映画を見ることになるのかな~と思っていたところ、無事機内食が出てきました。
ちなみにアルコール類も出てきました。コロナ渦でもそこは変わらない点、ご安心してください。
機内ではいくつか重要な書類を受け取りました。
以下、そのリストです。
- 検疫法第12条の規定に基づく質問票
- 誓約書
- 健康カード(入国される皆さまへのご協力のお願い)
- 携帯品・別送品申告書
健康カードは過去14日間どこの国にいたのか、発熱や咳などの症状がないか、などを書きます。
これが入国の際に最もよく使用する重要な書類となります。
飛行機を降りるとPCR検査を受けるまで飲食はできません。
機内でたらふく食べておきましょう。
14時 日本着陸
今回の便はコードシェア便だったらしく、日本着陸後、まず乗り換えの人の案内がありました。
アメリカ行きの方から降り、その後、日本へ入国する私たちが降機することとなります。
実際に飛行機を降りたのは14時40分でした。
因みにここからホテルまで、同じ便の人達とまとまって行動することになります。
飛行機から慌てて降りてもすぐに入国できる訳ではないし、もたついても他の方を待たせることになります。
指示に従ってスムーズに行動しましょう。
降機後、通路に並べられたパイプ椅子に座らされ、陰性証明書や誓約書、パスポートなど入国に必要な書類が揃っているかの簡易的な確認が行われました。
確認の順番が来て終わるまで1時間ちょっとかかりました。
16時50分 PCR検査
PCR検査は唾液を採取する方法で行われます。
その為、検査前30分は飲食が禁止されています。
唾液の採取は一人ひとりブースに入って行うのでプライバシーはある程度守られます。
通常は唾液なのですが、お子様などうまく唾液が取れない場合は鼻の粘液を取ることになります。
17時30分 アプリの設定、書類の確認など
PCR検査完了後、隔離時に操作が必要な3種類のアプリ『COCOA』、『MySOS』、『Overseas Entrance Locator(OEL)』の設定を行います。
空港にいる職員の方が丁寧に教えてくれるため特に迷うことはありませんでした。
ただ、設定はせずともアプリのダウンロードは先に済ませておくと安心だと思います。
その他、スマホのBluethooth・位置情報はオンになっているか、誓約書に書いたメールアドレスにきちんとメールが届くか、誓約書の住所は有効か、質問票WebのQRコードの読み取りなど様々な手続きを終えて、PCR検査の結果を待つブースに移動します。
18時 PCR検査結果待ち
日本上陸してから実際に入国できるまで、実は5時間もかかりました。
ここまでかかった大きな理由はPCR検査を受けてから『陰性』結果が出るまでにかなりの時間を要したためです。
退屈だし、お腹が空きます。
音楽を聴いたり、本を読んだり、何とか時間を潰す術が必要です。
それからマレーシアから何か軽食を持ってきた方がいいです。
PCR検査時に割り振られた検体番号でアナウンスされるので聞き逃さないようにしましょう。
番号が呼ばれ待ちに待った結果発表。
無事『陰性』。
陰性と伝えられた流れで『東横イン成田空港に滞在される皆様へ』と書かれた書類をもらい、東横インに滞在することがわかりました。
これでようやく入国審査ができます。
この時すでに19時近くになっていました。
19時 入国審査
入国審査はさすがに並ばずに終わりました。
自動化ゲートのみの案内だったので必要な方は帰国スタンプを押してもらいましょう。
預けた荷物は職員によってまとめてターンテーブルの前に置かれておりました。
荷物を受け取った後はいつも通り税関を通ります。
19時30分 強制隔離ホテルへ
到着ロビーへ出ても自由には行動できません。
一列に並んで職員の先導で入国者専用バスに向かいます。
バスはマロウドホテル、東横インの順に停まりました。
東横イン宿泊者はバスの後方に座ります。
入国者専用バスの予約や代金は必要ありません。
バスの中はビニール袋で囲まれ外が見えない状態です。
20時30分 『東横イン成田』到着
ホテル到着後、入室の手続きを行いました。
主に、以下のような内容を質問されます。
- 喫煙、禁煙部屋のどちらか
- 同室希望の人数、それぞれの氏名
- 食事は通常食、ハラル食、ベジタリアン食のどれがいいか
- 食物アレルギーの有無
- 緊急連絡先とその間柄
- 体温計のレンタルは必要か
ホテル到着は20時頃でしたがその日の食事もきちんと出ます。
夜食と1人当たり2リットルのペットボトル2本の水を担いで、部屋へ向かいます。
荷物はホテルの方が台車で運んでくれました。
一度入ってしまえば、もう一歩たりとも外には出られません。
これで強制隔離生活の始まりです。
終わりに
今回はマレーシアを発ってから、東横イン成田の強制隔離ホテルまでの道中について記事にしましたがいかがでしたでしょうか。
今まで若干ブラックボックス化していたことがよくわかったかと思います。
次の記事では強制隔離先のホテルでの生活について書いていきます。
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